先日、家の中で 季節が変わっているのを感じたら春を思い出し、
いつもは3月3日ギリギリに登場するお雛様が、
今年は早々にお目見え。
玄関入って直ぐの土間のある和室で お出迎えしてくれる。
高岡あたりでは雛山作ってる季節だが
当家ではこのくらいで控えめに・・・。
僕は 常々和室という部屋よりも 【床の間】という空間の方が必要だと思っている。
只、クライアントの和室への要求は今でも強い。
多くはゲストルームを兼ねての事なので、それならリビングにソファーベッドでも事足りる。
予備室としての和室はあまり重要ではない。
僕が云うのは、正月の鏡餅・ひな飾り・五月人形・月見の団子 などなど
季節の御まつり事を伝える空間としての床の間が必要だと思うのだ。
ので【季節の定位置】であるなら
玄関横の飾棚でもいいし、壁のニッチェでもいい。
家族の目に触れ、日本人の季節感を黙って語る事が出来る場所をつくっとく。
それくらいがカッコいい。
無論、和室に床の間が理想であるが、
人目に触れない床の間ならお勧めしない。
そういえば、娘二人だが、一人づつにひな人形が必要なのだろうか?
ある人のTWITTERで
「ひな人形は子供の厄災を身代わりになるものだから母から子へは受け継がないものだ。」
なる書き込みがあったので気になった。
そういえば母親がしきりに下の子にも買いたがっていた。
置く場所がないと断っていたけれど。
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