【ハツカネズミの生存率は木製の飼育小屋のほうが高い】

20年前、動物が住むには木の家がいいという話でハツカネズミの実験の話を聞いたことがある。
人伝で確信が持てなかったので曖昧にしていたのだが、
今月号の業界雑誌にしっかりと載っていた。
喉のつかえがようやくとれた気がして嬉しい。
内容は以下のとおり。

【ハツカネズミの生存率は木製の飼育小屋のほうが高い】

『静岡大学農学部が行なった実験によると
ハツカネズミの母子を 「木製」「金属製」「コンクリート製」の三種類の飼育箱に入れ、
それぞれの生存率や成長率を比較したところ、
生後23日目における子ネズミの生存率は
木の箱 85% 
金属の箱 41% 
コンクリートの箱 7%
という結果で、成長率も木製の方がよかった。』

というもの。

実験結果を受けた記事によると、
『ハツカネズミが木の箱を噛んだり舐めたりすることでストレス発散できたのだろう。』
と分析、それを木とのコミュニケーションと表現されていた。
また、
『人間にそのまま当てはめる事はできないが、
金属や鉄筋コンクリートは拒絶的で双方のコミュニケーションがとれがたい。
木との関わりは人類の歴史の中でDNAに刷り込まれたモノで、
木と接することで落ち着きや温もりといった感情が呼び起こされ、
ストレスない生活が出来るのだろう。』
と結ばれていた。

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